WORKS

津市

K様邸

細長い土地形状を活用した暮らし方
『平屋のように暮らす』憧れを形にした住まい

木目や石材、タイルの素材感を生かしたおしゃれな外観は、奥様の思いを描くイメージを生かしたもの。建物の向かって左側は屋根のある外部物置として、また建物裏側(南側)の自家菜園へと続く通路としても活用。玄関から建物を横断するように設けた大きな庇のおかげで、雨の日でも濡れずに出入りができる。外壁はモスグリーンのガルバリウム鋼板仕上げ。

 

約30帖の空間を確保した広々としたLDK。南向きの窓から燦燦と差し込む光に加え、室内の奥に向かって高くなっていく勾配天井にしたことで、より一層開放感を感じられる空間をデザインしている。ご主人の蔵書の一部を飾る本棚や、愛猫が遊んだり寛ぐ姿を愛でるためのキャットウォークなど、日常を楽しむための拘りが詰まっている。

 

階段はLDKに設け、吹き抜けとしての役割も持たせた。頭上から部屋の奥に光が差し込み、広々としたLDKにより開放感をもたらしている。その奥に見える背の高いブラックの扉は、内装のイメージに合わせて作った特注品。

 

広々とした玄関は、帰ってくる家族や訪れる友人をゆったりと気持ちよく迎えてくれる。向かって左側のシューズウォークインクローゼットは、玄関がスッキリ片付き、広く使えてとても便利。

 

日常生活を1階で完結させるために主寝室も1階に。他の空間をゆったりととるためにも「寝るだけの場所なので広くなくて良い」とのことでシンプルに。

 

奥様が一日の多くの時間を過ごすキッチンはアイランド型を採用し、キッチンに居ながらLDK全体を見渡すことができる。南側からの光のおかげでキッチンまで明るく照らし、気持ちの良い開放的な空間に。

 

敷地の南側には自家菜園が広がる。作物を育てて食べるという楽しみだけでなく、家事をしながら菜園を眺める何気ない日常も奥様はとてもお気に入り。

 

洗面脱衣所も、洗濯などの家事のし易さを考えてゆとりの広さを確保。トイレ・浴室もゆとりのある広さを確保。