WORKS

伊勢市

T様邸

延床面積 273.10㎡(82.6坪)

 

想いを叶える住まいづくり 実現するための
『鉄骨3階建』という選択

 

道路側の北面には2階と3階を跨ぐように大きな目隠しルーバーを設置。ガレージのシャッターともイメージを合わせた重厚感あるデザインの中に、軒天や壁面に木目をアクセントとしてプラスして、モダンなファサードを演出。

 

離れのように設けた東側の1階は、いずれ店舗として使いたいという目的を持って独立して使用できるようにと設計した部分。そこで発生する建蔽率の問題や駐車スペースの確保などの制約も、3階建を選択するひとつの理由になったという。

 

天井まで伸びた大きな窓や、部屋を横断するように横一杯に広がる東側の窓など、これだけの開口部を取れるのは鉄骨造ならでは。

 

テレビ背後の壁は大理石調のタイル貼り仕上げ。室内は白を基調に石の素材感をアクセントとして各所に取り入れコーディネートした。

 

間仕切り壁や柱が一切存在しない広々とした2階のLDK。南面に備えた大きな窓だけでなく、サイズや形状などにも配慮しながら窓を各所に設けることで、プライバシーと採光を両立した明るい空間に。

 

大きな収納を置かずスッキリとした印象のキッチン。写真では見えないが向かって左側の壁沿いにパントリーを備えており、十分な収納量を確保。

 

玄関ホールの正面にそびえる、白い空間の中で存在感際立つ鉄製の半円形階段。この階段を採用することで南側に明かりを取り込む大きな窓を設置することが可能になっただけでなく、吹き抜けのように上へ伸びていく空間的な広がりが開放感をもたらしている。

 

1階から3階まで半円状につながる鉄製階段は、T様邸に合わせてデザインしたオリジナル。